昨日は、娘とおデート。
東京へお出かけしてきました。
今回のお目当ては、観劇。
朗読劇を初めて観てきました。
今回観てきたのは『ハロルドとモード』
黒柳徹子さんと松島聡くんが主演です。
今回、とても感激したので記録に残します。
ネタバレはありませんので安心して、ご覧くださいね。
アメリカの映画が原作『ハロルドとモード』
海外の演劇なんだろうな〜と想像し、調べてみたところ、映画が原作でした。
1971年に公開された、『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』
黒柳徹子さんはこの舞台を1977年に観て以来、いつか自分も演じてみたい!と強く思ったのだそうです。
長い時間を経て、2020年に初主演を演じることになります。
あらすじ
自分の死に取り憑かれたように狂言自殺を続ける19歳の少年ハロルドは、ひょんなことから79歳のモードに出会う。
ふたりが出会ったのは、見ず知らずの人の葬式会場…。そんなふたりが次第に交流を深めていき…。
と言った、お話。
私は、事前情報を全く入れずに観劇へ行きました。
朗読劇って、思っていたのと違う!
2時間弱の朗読劇『ハロルドとモード』
朗読劇って、どんな感じなのかな?椅子に座ってじっとしている感じなのかな?
そんな風に考えていましたが、いい意味で期待を裏切られました…!
躍動感が伝わる朗読劇。
目が離せません。
それにしても、大きな動きがなく声色・表情・手振りで演劇をするってすごいなぁって。
動きがないと思われていた、舞台展開も素晴らしかった…。
黒柳徹子さんって「華」がある!松島聡くんの「優しさ」が伝わる演劇
今回、この朗読劇を観に行ったのは、「推し活」の一環です。
私は、timeleszを応援しています。
私の「推し」は松島聡くんなんです。
松島聡くんの演劇を見たいなぁって思っていたところ、娘の抽選が当たり、行くことができました。(嬉しい)
娘曰く、「演じる人によって、雰囲気が変わる」
という『ハロルドとモード』
私は、松島聡くんの演じたものしか観ていませんが、何ていうんでしょう…。
エキセントリックな役柄なんだけど、そこはかとなく「優しさ」が漂う松島聡くんの演技。
それが、また新しいハロルドっぽくて素敵でした。いいなぁ、聡くん。
黒柳徹子さんの演じているところ、初めて拝見しました。
…いやぁ、やはりすごい!
79歳の役柄でありながら、少女のような可愛らしさ。
「華」があるんですよね。
失礼ながら、「徹子の部屋」の印象しか持っていなかった私。
徹子さんの素晴らしい演技に
「ああ、もっと演劇を見よう…」と、思ったのでした。
そうそう、これは以前大阪へ佐藤勝利くんの主演する演劇を観に行った時もそう思いましたっけ。
初代は生田斗真。『ハロルドとモード』歴代のハロルドたち
『ハロルドとモード』キャストは黒柳徹子さん以外毎回入れ替わっているようです。
歴代のハロルド役は、
2024:松島聡
2023:向井康二
2022:佐藤勝利
2021:藤井流星
2020:生田斗真
松島聡くんは、5代目なんですね。同じ、timeleszのメンバーがふたりも主演をつとめているってすごい!
舞台当日、聡くんの傍にあるペットボトルにはカバーが。
そのペットボトルカバーは、佐藤勝利くんからもらったもの。なんか、そういうのいいですねぇ。
周りを固める役者陣も豪華。
私は、個人的にハロルドの母親役の板谷由夏さんが好きです。
ドラマでも輝いているけれど、板谷姉さん、舞台も素敵!
舞台だからこその空気感を存分に楽しめる『ハロルドとモード』
いやぁ、本当に行けてよかった『ハロルドとモード』
ライブもいいけど、舞台もいいね。
そんな風に感じました。
最後に徹子さんと聡くんが互いを見つめているところにじーん。としちゃいました。
ふたりの相性がとてもよくて、それを感じる舞台だったなぁと。
いいものを見ることができました。