「はるの暮らし」はアラフィフミニマリストの暮らしを綴るブログです。モノを減らして、私らしい暮らし方が見つかりました。

80代の両親「心と身体の変化」に心揺れる秋

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先日、実家へ帰ってきました。
暑い時期には行っていなかったので、久しぶりの実家です。(泊まりでは)

ICHIBIKOのお菓子は美味しいし、何よりパッケージが好き

私が帰るととても喜んでくれて、一緒におしゃべりしたりお散歩したり、おやつ食べたりなど…。
楽しく過ごす時間でした。

でも、今回の訪問はちょっと考えることがありました。

目次

「アラサン(80代)」の父母。心と身体の変化

「アラサン」とは、アラウンド傘寿(80歳)という言葉の略です。
父も母も、アラサン。

帰るごとに、
「歳を取ってきたなぁ。」と思うことはこれまでもありました。

変化に気づいた一番最初は、70代初め。
父も母も「自分はまだまだ若い」と思っていたけれど、世間とのズレが生じてくる世代。

車の運転に不安を感じるようになったり、
体力の衰えを傍目から見て感じたり。

そんなことがありました。

でも、今回はより一層感じることがあったんですよね。

80代。話し方や、思考の変化

50代になって、私の身体が硬くなって不具合を生じたように、

アラサンの父母も「硬さ」いえ、頑なさがより一層出てきてしまうんですね。
まだ、ふたりとも私に「どう思う?」って聞けるからいい方なのかもしれません。

でも、基本的にはこれまでの人生経験から、
「間違ってはいないだろう」
と、思いがち。

間違っているか、いないかで言えば、
間違っている訳じゃないんです。

ただそれは、「一個人の考え」に過ぎないと言うこと。
それが絶対じゃないんですね。

娘として親と話すときに気をつけていること

両親にとって、私は子どもですから、
あまり強く言っても反発することは間違いないでしょう。

だから、かなりフラットに話すように心がけます。

母との散歩中に見つけたのは稲刈り体験をする家族。いいなぁ…

「今の世の中的な考えでいうとね…。」
「お母さんの考えは間違っていないけど(云々)」

昔の考え方を否定するのではなく、今の新しい考え方としてはこういう感じだよ。
と、話すようにしています。

取り敢えずは、「傾聴」

とはいえ、「説得」するように話すのは好みません。
できるだけ、聴きたいなと思います。

だって、両親は「話したい!」んですもん。
それが、一番したいこと。

日頃、もやもや感じていることを娘に話したい。
聴く方としてはエネルギーが要ることですけどねぇ。

話を聴いて、
「こんなふうに思っていたんだね。」
「それって、こんな風に思っているんじゃない?」
などと、話を整理して。

そうなんです。まるでカウンセリングみたいに。

たった1泊2日なのに、帰りの電車で爆睡してしまいました(笑)

80代の身体の変化「より老いていくことへの不安」がある両親

両親は、入院するような大きな病気もなく、今のところ元気に過ごしています。
と言っても、やはり年々体力の低下は否めなく。

母は、早朝の仕事をしています。

それをすることすら、「すごいなぁ」と思うのですが、やはり仕事を終えると疲れ切ってしまうみたいです。
1日の体力が100としたら、仕事で7割方消耗してしまうみたいです。

ただ、仕事は続けたい。(これは、わかる。)
自分の好きなものを買ったり、孫へお祝いをあげたりしたいという気持ちはわかりますから。

仕事で精一杯仕事して帰ってくると、あとは掃除や洗濯で体力を使い切っちゃうんですね。
だから、食事を作る元気がなくなるようです。

日々の食事は、できるだけ作りたいと思うけれど、
疲れちゃって、ついつい外食してしまったりなど。

時々の楽しみならいいけれど、私としては栄養面で少々心配ではあります。

これまでのように動けない。
体力が思った以上になくなっている。

そんなことへの「不安」がある両親。

年齢を経ていくと、体力のグラフが緩やかに下っていく。
時にそれが、「ガクン」と下がる時があって。
それが、今なのかもしれないですね。

私にできることってなんだろう?

そんな両親の姿を見て、私が思うこと。

「私ができることってなんだろうな。」

私があれこれ、「こうした方がいいよ」と言うのは、両親にとって嬉しいことではないでしょう。
今の私にできることと言ったら、

両親の顔を見にこまめに行くこと
電話で話をすること
ふたりがわからないことを解決すること

本当に、このくらいしかなくて。

同年代のお友達は、介護が始まっていたりなどして、
もっともっといろんなことに直面していて、それを解決するために日々奔走しているのです。

もっと、わからないことは本を読んで勉強しておこう。
いざという時に、動けるように心づもりをしておこう。
両親と「いつか」の話をしておこう。

私が今できるのはこれくらいしかないけれど、しておこう。
そう思った、秋の始まり。

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