昨日の帰り道、中山美穂さんの訃報を目にしました。
54歳で逝去なさったのですね。
ご冥福をお祈りいたします。
これまでにも、有名人の方の訃報を目にしてきましたが、
やはり同年代の方の訃報を目にすると、ショックが大きいです。
同年代のみなさんもきっとそうだったのではないでしょうか…。
ファンの方々にとっては、喪失感も大きいのだと思います。
どうかどうか、心おだやかに過ごせますように。
「死」を身近に感じるようになった50代
50歳を目前にするくらいから、
「死」というものを、より近く感じるようになりました。
若い頃は、どんなに無茶しても、
「自分が死ぬこと」なんて、思いもよらなかったことでした。
とても、遠い遠い世界の出来事。
小説や、映画の中の出来事のような。
祖母や祖父が亡くなることは、「現実」として受け止めていたけれど、
自分がいつか死ぬということに現実味はありませんでした。
けれど、年齢とともに、
そうではないことが、当たり前だけどわかるようになり、
そして、それが、今日かもしれないし、明日かもしれないし、
いつ、「その時」が来るかは誰にもわからないことなのだと心から実感するようになりました。
あらゆる病気を経験したことは、もちろん大きかったけれど、
年齢を経ることによって、より近く現実的に感じるようになったのでしょうね。
「明日死ぬかもよ?」と思うようになってからの私
ひすいこうたろうさんの『あした、死ぬかもよ』じゃないけれど、
命が明日も明後日もあると思わないようになってからは、
今日一日を笑顔で過ごせるようにしよう
幸せな気持ちで眠れるようにしよう
と、思うようになりました。
ここで、
「何かを達成しよう」ということを書かないのは、
私自身が、シアワセの中に「達成感」を含まないからだと思います。
達成感を感じるのは好きだけど、それが直接的なシアワセにつながると思っていないんでしょう。
それよりも、家族と過ごす時間とか、一人で楽しむ時間の方に重きを置いている。
美味しいご飯を一緒に食べられて、楽しく話せて。
安心して過ごすことの方が私にとっては大事。
悔いのないように生きる。
というのは、日々シアワセに生きること。
そのベースがあってこその、「やりたいこと」
何かを成し遂げなくたっていい。
「何者」かにならなくていい。
ただ、大切な人のために生きること。
大切な人というのは、自分も含めて。
せっかく生きているんですもの。
心穏やかに、笑顔で生きることの方がずっとずっと大事です。
みなさんが、これからも心穏やかですこやかでいられますように。
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