「はるの暮らし」はアラフィフミニマリストの暮らしを綴るブログです。モノを減らして、私らしい暮らし方が見つかりました。

「年齢を経ること」ってできないことが増えると知った|「いつかいく道」を考えてみる

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私の住んでいるマンションには高齢者の方も多くお住まいです。
移り住んでから20年以上経つわけですから、当時働き盛りだった人も高齢者になりつつあるわけです。

暮らしの中で、「高齢者の方のお困り」を目の当たりにすることが多くなりました。

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地域に住むお年寄りの様子と私との関わり|介護の問題・認知症

今日は、燃えるごみの日。
私も朝からごみを捨てにいこうとエレベーターへ乗り込みます。

途中の階で乗ってきた70代くらいの男性。
手には大きなごみ袋。おそらくは、おむつ。

高齢の親と住む高齢者の方も多くいらっしゃいます。
ひとりで全てをすることは難しいですから、介護サービスを利用して乗り切るわけですが、
ごみひとつとっても、手間はかかるわけですよね。

でも、その方はいつも笑顔で穏やかで。
エレベーターの中で楽しく雑談するのです。

またあるごみの日。
ゴミ集積所は重いドアがあります。鍵を開けて、片手にはごみを持って入るので私でもちょっと大変。

そこへ、シルバーカーを引いてごみを持ったおばあさんが。
扉を開けるのは大変だろうなぁと、扉を開けて待っていたんですが、
「ひとりでやります」と、おっしゃって。
「ああ、余計なお世話を焼いてしまったなぁ」と、反省。

こういう時の「どこまでやるか」って難しいですね。

郵便物を取りに行こうと、1階のポストまで行った時のこと。
おばあさんが、ポストの前で途方に暮れていました。

私が近くに来た時に、
「教えてくれませんか?」と言われたので、
「どうしましたか?」と訊くと、手にはメモ。

マンションのダイヤル式のポストの開錠ができずに困っていたのです。

あれって難しいですよね。
右へ回して番号合わせて、次は左へ…。
私もぼんやりしていると、わからなくなるときが(笑)

おばあさんは、鍵の開け方をメモにして持っているんだけれども、
そのやり方がわからない。
どっちに回したらいいのか困ってしまっていたんですね。

だから、一緒にやりました。
「右へ回す」「○番で止める」というのがおばあさんにとっては難解なのです。

でも、きっとそれは、
以前はできていたことなのでしょう。

これまでできていたことが、できなくなるって本人からしても戸惑うことでしょうし、
しんどいと思うことですね。

小さな子が、できないことをできなくて癇癪を起こしているのとは違って。
(だって、それはできるまでのプロセスのひとつだから)

「できなくなっていく」ということのしんどさってあると思うのです。

私は、「身近にいる地域の人」というスタンスでそのひとつ一つに寄り添うのみです。

私ができることは少しだけ。でもできるだけ寄り添ってみる

こんなことを、若い頃は感じることもありませんでした。
「頑張ればできるんじゃない?」って思っていました。

でも、自分が年齢を経て「これまでのように動けない時がある」と知り、
年齢とともに変化していく自分の身体に向かい合わなくてはならないのだと分かってからは、
少しだけ、お年寄りの方の気持ちがわかったような気がしています。

スーパーの無人レジや、駅の券売機などでお年寄りの方が途方に暮れている様子を目にする機会が増えました。

私は、そんな時はできるだけ「声をかけること」をしようと思っています。

もしかしたら、私の父母も地域の方にこうして声をかけてもらっているのかもしれない。
だから、父母を助ける気持ちで出会ったお年寄りの「お困り」に寄り添ってみたいなと。

昨日の投稿、『アラフィフミニマリスト中古iphoneを購入!機種変をしてみた』
でも、書いたのですが、
年々デジタルデバイスを扱えないと、日々の暮らしがままならず。

若い方にとっては、「簡単なこと」が年齢を経るに従って難しくなっていくんですよねぇ。
そうなると、あとは人的なヘルプしかない訳で。

それを私たち世代をはじめとする「後輩たち」で支える必要がありそうです。

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