ミニマリストという言葉が、ずいぶんメジャーになってきましたね。
10年前だと、「ミニマリスト?なにそれ?」っていう方の方が多かったように思います。
ミニマリスト黎明期のミニマリストさんたちのブログを読むのはとても楽しかったことを覚えています。
あれから、ずいぶん時が経ち、
ミニマリストも多種多様に。
熟されてきた感がありますね。
今回は、ミニマリストがモノを減らすことについて、
そのよさをもう一度再確認してみようと思います。
全体を把握できる
モノの少ない暮らしをしていると、自分の持っている物量を全て把握することができます。
セーターは何枚?スカートは何枚?バックはいくつ持っている?
そんな問いにもすぐに答えることができる。
物量を把握しているから、今の自分に必要か必要でないか、判断することも簡単です。
全体の物量を把握する事は、自分に合うものを判断する目を養うことにもなっているようです。
見通しを立てることも楽になります。自分の持っているものの、寿命や使うスパン少ないものの中で生活しているから、どのぐらいの期間それを使うことができるのか。
それを知ることもできるようになります。
人によっては、全部を把握すると言うことにこだわりのない人もいるので、こればっかりはタイプによるのかなと言うふうに考えています。
自分の持っているものを把握しておきたい。無駄なものを買いたくないと思っている人には少なく持つ事は性分に合っているようです。
管理がとても楽
少なくものを持つと言う事は、その管理も楽ということ。
お手入れも、少ないモノだからこそできる。
傷んだモノもすぐ把握ができるので、新しいものを買わなくてはと気づくこともできます。
入れ替えをすることがとても楽になるんですね。
すぐにどこへでも行ける「身軽さ」
少ないもので暮らしていると、いつも使っているものはスタメンという認識になります。例えば、旅行したい、そんな時にパッキングをするわけですが、そんなパッキングも容易にすることができます。
いつも使っているものを、小さな袋に入れてリュックに入れるだけ。旅行用の特別なものを持つ必要はなくて、いつも使っているものをそのまま入れて、荷物を背負って出かけるだけ。
長い旅の場合も洗いやすいものであれば、洗濯をしてしまうので、たくさんのものを持っていく必要もありません。
旅行だけにかかわらず、引っ越しをする際にモノの少ない生活は役に立ってくれます。
段ボールに荷物を入れるのもすぐにすることができるし、引っ越しのトラックを大きなものにする必要もありません。モノを持ち続けることって、とってもお金がかかるんです。
いつも家の中にある気がつかないけれど、親の家を整理したり、引っ越ししたりする時に、
「あぁ実は、モノってお金がかかるんだなぁ」というふうに実感するのです。
モノを持つときの「心構え」
だからといって、モノを極限まで減らして、暮らしの楽しみをなくす必要はありません。
現に私は暮らしを楽しむものを集めておりますし、雑貨も大好きです。
ただし、モノを持つときの心構えなるものは持っています。
それは、
「管理やお手入れの手間を含めても、それを持ちたいかどうか」
をクリアするか。そこだけを考えて購入するかどうかを決めています。
人は、自分にとって価値があるものに手間をかけたり、時間をかけることをいとわずすることができます。
どうでもいいものに時間を取られたり、手間をかける事はハードルが高くなるんですよね。
だからこそ、自分の暮らしの中で、それがとても好きだなぁとか、毎日使いたいなぁと思うものを持つようにしています。
ブログを書いていて気づいたことなんですが、モノを買うことで心を満たすことや、ストレス発散に買い物をする事はなくなりました。
モノを買う行為にそういった意味付けをしなくなったからなんです。
心を満たしたり、ストレスを発散するのは、もっと違う方法ですることにして。
モノを買う行為については、必要であるもの、私の暮らしをより豊かにしてくれるもの、そんなものを見つけたときにしようと思うようになりました。
そんな私の最近思う、
モノの少ない暮らし考です。
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