節約本が、世の中にたくさんあるけれど、
そして、節約の定石もあるものの、
最終的には、自分なりのカスタマイズが必要です。
お金の「使いどころ」・「引き締めどころ」はその人の価値にしたがって決まります。
今回は、私流の「使いどころ」・「引き締めどころ」をご紹介します。
お金の使いどころ「私の場合」
「何にお金を使いたいのか」をハッキリさせておくことは、
節約のバランスを考えるのに最適だと思っています。
「これにはお金をかけたいから、ここはかけなくてもいい!」
と、思えるようになりますものね。
お金をかけたい|食べるもの
食費って、節約するときに一番目になるくらい、節約の王道。
けれど、私はそうしません。
だって、「食べることは生きること」ですから。
豪華なものを食べたいとか、そういうことではなくて、
できるだけ素材の美味しさを味わえて、安心なものを口にしたい。
それだけです。
ステーキとかをいっぱい食べたいとかは思いません…笑
私がとりわけ、お金をかけたいのは、
・米
・調味料
お米は、近くのお米屋さんで選んでもらったお米を5分付き米にしてもらっています。
減農薬のお米です。季節によって違う銘柄を食べることにしています。
調味料は、素材がシンプルなものを選んでいます。
「どこどこのなになに」といったこだわりはありません。
その時々で、買えるものを買っている感じです。
塩麹など、一部調味料は自作です。
ポン酢は馬路村が好きです
もう四半世紀以上のファン。
お金をかけたいもの|住まい
家は、安心できる場所。
だからこそ、安全に住まえる場所が欲しいと思ってきました。
若かりし頃、とある場所に住んでいたけれど、
住まう場所の治安があまりよくないことと、住宅の設備に心から安心できなかった経験から、
家にはある程度、お金をかけよう
そう、思うようになりました。
わが家は、集合住宅(持ち家)
ローンを払うのはちょっと大変だったけれど、それ以上にここに住まうことのできる安心感が大きかったです。
大事に大事にお手入れしつつ、住まい続けています。
わが家はお庭がありませんが、
きっと一戸建ての方ですと、お庭を育てていく楽しさなどもあるのでしょうね。
そんなことも素敵だなぁと憧れがあります。
お金をかけたいこと|経験
子どもが小さい頃から、毎年旅行へ行きました。
色んな場所でアクティビティを楽しんだり、景色を眺めたり。
その土地ならではの美味しいものを食べたり。
その時だからこそ、楽しめることを娘には体験させたかったです。
わが家はどちらかというと、「アクティビティ派」
一番の思い出は、西表島でマングローブのジャングル探検をして、高いところからジャンプして池に飛びこだり、
シーカヤックに乗って夜空を楽しんだりしたこと。
毎回遠くへは行けないけれど、小さな旅行であっても家族みんなで楽しみたい。
これは、わが家は外せないところです。
そして、「会いたい人に会いにいく」こともお金をかけたいところ。
その時だからこそ、出会える人とその時だからこそ話せることを話す楽しさってあります。
そうして出会った人たちは、私の宝物。
いつか会えなくなることがあるかもしれないけれど、その時の楽しさっていうのは永遠ですからね。
そういう意味では、「推し活」もそうですね。
大好きな人たち(推し)のその時の瞬間を一緒に過ごせるシアワセってプライスレス!
今年も、いい推し活ができて満足しております。
お金の引き締めどころ「わが家の場合」
一方で、あまりお金を使わないものもあります。
高スペックな家電
世の中には、便利な家電がたーくさん!
高スペックな家電は見ているだけで楽しいですね。
でも、高スペックな家電はわが家の場合要りません。
自動床掃除機
ドラム式洗濯機
高スペックなオーブンレンジ
…エトセトラ
どれも、「あれば便利なもの」だけど、わが家にとってはマストじゃない。
家電を選ぶとき、必要なスペックだけを搭載したものでシンプルなものを選ぶようにしています。
家電は、「時間を買う」といった側面もありますから、忙しい人には助かるものですよね。
でも、今の私には必要がなくなりましたので要りません。
洗濯機も、できれば2槽式洗濯機が欲しいくらい。(スペースの都合上できないけれど)
そして、最新でなくていい。
昨年、エアコンを購入したのですが、
最新機種でなくて、型落ち版がありましたのでそちらを購入。
シンプルで、使いやすければそれでよしです。
ブランド物
モノづくりの匠の技が集約された、ブランド物。
そのストーリーや歴史はとても素晴らしいものですね。
けれど、私はそれを手にしなくてもいいと思っています。
正直いうと、昔は「欲しいな」と思うこともあったのです。
でも、いざ持ってみたときになんだかモヤモヤしちゃって。
それは、たぶん、
「自分にはあまりしっくりこないなぁ」といったものだったのかも。
親や、義母から受け継いだブランド物は「大切な物」として使うけれど、
(いにしえのブランドものがあるんですよ…笑)
新しいブランド物をあえて買いたいとは思わなくなりました。
それよりも、私は、
軽くて、使いやすいものの方が好き。
これは、お洋服にも通じること。
ノーブランドでもいいものはあるし、
着心地のよさも同じ。
素材と縫製、作り方の背景に納得できればそれでよし。
そう思っています。
化粧品
元々メイクはあまりしません。
若い頃、あまりにもメイクしなくて叱られたことがあります…笑。
それくらい無頓着な私です。
肌断食を経験してからは、より一層その傾向が強くなり、
基礎化粧品の類は、本当に、本当〜〜〜にお金をかけていません。
うっかりすると、保湿を忘れるくらいです。
洗顔は石鹸ですし(自作)
メイク道具もそう。
あ、けれど、昨年はメイクをご縁あって習いに行ったのでその時にはメイクブラシをアイブロウパウダーを買いました。
でも、それっきり高額なものを買っていませんねぇ。
基本的に面倒くさがりな私は、
毎日きちんとしたお手入れなんてできないんです。
メイクも同様。
だから、ここへお金のかけようがない。というのが真実です(笑)
基礎化粧セットなどを人生で購入したことがないんですよねぇ。
50代。シミもシワもあるけれど、年相応の状態ではありますし、
それはそれでいいんではないかと思ったりなど。
それよりも、美味しいものを食べて寝ていたいです。
終わりに
何にでもお金を使うことはできないけれど、自分がお金をかけたいところに注力して、
あとはいいや〜くらいに思えると気持ちが楽になります。
人によって、それが洋服だったり趣味になったりするかもしれません。
それは、自分カスタマイズでOKで、人の方法を真似する必要もないと思っています。
今の自分は、何にお金を使いたくて、何を必要としませんか?
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